生前
日本大学芸術学部写真学科を卒業後、1961年に広告制作会社ライトパブリシティに入社し、広告写真を手掛ける傍ら、ヌード写真を発表して注目を浴びました。1968年に独立し、以降は「激写」シリーズや「週刊朝日」の表紙連載「女子大生」シリーズなどで知られ、三島由紀夫やジョン・レノンとオノ・ヨーコ夫妻、山口百恵など時代を象徴する人物を撮影しました。また、シルクロードやニューヨークの名建築を撮影した「建築行脚」シリーズなども手掛けました。写真集は300冊以上を出版し、91年には宮沢りえのヌード写真集「Santa Fe」が165万部を超える大ヒットとなりました。2012年から2019年にかけて全国巡回した個展「写真力」では、計100万人以上が来場しました。