生前
「生涯一捕手」を掲げ、南海ホークス、ロッテオリオンズ、西武ライオンズで活躍した名捕手。戦後初の三冠王や、当時歴代最多のシーズン52本塁打を記録するなど、打者としても輝かしい成績を残した。現役引退後は、ヤクルトスワローズ、阪神タイガース、東北楽天ゴールデンイーグルスで監督を歴任。特にヤクルトでは「ID野球」を提唱し、常勝軍団へと導いた。多くの選手を育成し「野村再生工場」とも称された。野球解説者や評論家としても活躍し、NHKスペシャル『令和家族 実験ドキュメンタリー』などに出演し人生論を語った。84歳で逝去するまで、日本の野球界に多大な貢献をした。